拝啓、母上様。
日々つつがなくお過ごしでしょうか。ぼくは元気です。ぼくは今日『メイドカフェ』なるところに行ってきました。…そんなテニスの王子様の最終回読んだ時みたいな顔をするのはお止めください。さすがに自作の歌詞を載せる度胸はありません。誤解を解くためにも、ここに至る経緯をお話しせねばなりますまい。昨晩、我が友マルコム坂本から突然メールが来たのです。『あけおめ。メイドカフェ行こうぜ』と。そりゃ行きますよ。まあそれだけです。
秋葉原で本日のメンバーを見たぼくは、口に大量の酢漬けキャベツを突っ込まれたような顔をしてしまいました。…腐ってやがる!後輩Hワタリとマルコム。今日こいつらが嬉々としてするであろう二次元トークに混ざれる自信がいっさい無い。しかしなにが疑問って、なんで俺このメンバーとここにいんのよってことですが、考えれば考えるほどわけがわからないのでそのうちもぐらは考えるのを止めました。僕たちは本日の目的地、メイドに扮した幹事長姉の待つ『ピュアハート』に向かったのです。
店内に入ると、メイドさんに『お帰りなさいませご主人様!』とお出迎えしてもらいました。予想以上になんかいいです、これ。最初のうちはかなり緊張していましたが、接客サイドに知り合いがいる安心感と、マルコムが水を得た魚のように喋る安定感につられ、徐々に落ち着きを取り戻しました。女の子、めっちゃかわいい。いや、めっちゃかわいい。メイド服、めっちゃかわいい。もうなんか全部かわいい。お母様、ぼくは金持ちになってメイドを雇わねばと思ったのです。貴方の扶養は後回しです。
メイドさんとは全部で5人と話したのですが、みんなそれぞれ個性的で、世界は広いなと思いました。マルコムの忍帽子が萌えの対象になる世界があるとは思いませんでした。楽しかったです。 み さん、丁寧な接客ありがとうございました。マルコムがまた行くそうなんでついていくかもしれません。その時はよろしくお願いします。
メイドさんに『行ってらっしゃいませ!』と見送られた後、ぼくたちは電気街へと繰り出したのですが、コミケ後のためどこもモッシュピットでした。なんだか酸素が薄いです。高尾山の方がまだ濃度高いと思います。ぼくはこの右も左もわからない感に翻弄されっぱなしだったのですが、ガチャポン会館に着いた瞬間なにかのリミッターが外れてしまい、気づけば独りになっていました。Hワタリの冷たい目が印象的でした。好きなんです、動物のガチャポン。写真は本日の獲物、蠍の標本とバンドウイルカです。

普段あまり交わらない世界ですが、奥が深い。メイドカフェにはまる人の気持ちが少しわかったような気がします。そろそろ設定も忘れかけてきたので、ぼろが出ないうちに筆を置きましょう。体にお気をつけて。
敬具